北海道を4泊5日で回るなら、宿を移動しながら巡るか、同じ街に連泊するか。私の旅では、ランプライトブックスホテル札幌に4連泊し、レンタカーで小樽、美瑛・富良野、登別へ出かけました。
小樽では運河沿いを歩き、美瑛では青い池、富良野では花畑、登別では火山の景色を見て回る旅です。同じホテルを拠点にできる一方、毎日札幌へ戻るので、観光地だけでなく往復の運転時間も考えておく必要があります。
この記事では、実際の5日間の行程を紹介しながら、これから同じように回る人向けに時間の取り方を整理します。日ごとの行き先と4連泊は実体験、移動時間や時間配分は計画の目安です。細かな出発・到着時刻を再現した旅程表ではありません。
夏の訪問体験をもとにした車旅です。写真は過去の訪問時のもの。公式のアクセス・施設情報は2026年9月12日に確認しました。冬の積雪・凍結時には、この移動時間や回り方をそのまま使わず、行き先を絞ってください。
北海道4泊5日|実際に回った行程
| 日程 | 行き先と宿泊 |
|---|---|
| 1日目 | 新千歳空港に到着 → 白い恋人パーク → 札幌泊 |
| 2日目 | 札幌から小樽へ日帰り → 札幌泊 |
| 3日目 | 札幌から美瑛・富良野へ日帰り → 札幌泊 |
| 4日目 | 札幌から登別へ日帰り → 札幌泊 |
| 5日目 | 札幌を出発 → 新千歳空港から帰る |
4泊とも宿は同じです。札幌、小樽、美瑛・富良野、登別を順番に移動して泊まったのではなく、2〜4日目はそれぞれ札幌から往復しました。
この形なら毎朝の荷造りやホテルの変更は減らせます。ただし、移動の短さを優先したコースではありません。運転の負担を抑えたい場合は、美瑛・富良野方面で1泊する案とも比べてみてください。
札幌からの移動時間|観光とは別に確保する
まずは、公式案内にある車の移動時間を見ておくと、1日に使える観光時間を考えやすくなります。下の数字は私の実測ではなく、各案内が示す区間の目安です。
| 区間 | 公式案内の目安 |
|---|---|
| 新千歳空港〜札幌 | 道央自動車道経由で約1時間。北海道観光振興機構のアクセス案内 |
| 札幌 → 小樽 | 札幌北IC利用で約37km・約50分。小樽市のアクセス案内 |
| 札幌 → 美瑛 | 札幌ICから旭川方面の高速道路経由で約166km・約2時間30分。美瑛町観光協会のアクセス案内 |
| 札幌駅 → 登別温泉のクマ牧場乗り場方面 | 札幌北IC・登別東IC経由で約1時間40分。公式の車ルート図の各区間を合計。クマ牧場のアクセス案内(英語・図あり) |
ホテルや駐車場からの出入り、渋滞、休憩、観光地間の移動は別に考えます。特に美瑛の「約2時間30分」は、青い池の見学まで済ませられる時間ではありません。宿を出る地点と最初の目的地を入れ、実際に使う経路で確認しましょう。
宿は札幌に4連泊|ホテル選びでは駐車場も確認
今回泊まったのは、札幌市中央区のランプライトブックスホテル札幌です。4泊を同じ宿にしたことで、各日の観光後は札幌に戻る形になりました。
これから車で利用する人にとって、先に知っておきたいのがホテルに駐車場がないことです。近隣のコインパーキングを使う前提で、宿泊料金とは別に駐車料金を見込んでおきましょう。チェックインは15:00、チェックアウトは10:00。ホテル公式の施設案内・近隣駐車場の案内で確認できます。
連泊でも毎日車を出すなら、駐車場の最大料金がいつまで適用されるか、出庫すると精算が切り替わるか、夜に戻ったときに停められるかが大切です。「4泊だから同じ金額で置き続けられる」とは考えず、利用する駐車場の条件を確認してください。
ホテルを比較するときは、4泊分の宿泊料金に、駐車料金と高速道路・燃料代を合わせて考えると選びやすくなります。宿を替えない手軽さと、毎日札幌へ戻る距離のどちらを優先するかで、向いている泊まり方は変わります。
1日目|新千歳空港に到着し、白い恋人パークへ

初日は新千歳空港に昼頃に到着し、レンタカーの手続きをしてから白い恋人パークへ向かいました。到着日は使える時間が限られるので、観光をたくさん詰め込まず、札幌で1か所立ち寄る形です。
私が回ったのは無料エリアで、滞在は約30分〜1時間。庭やショップを見て、「飲む白い恋人」も楽しみました。有料の工場見学やお菓子作り体験まで参加したわけではありません。
現在もローズガーデンやお買い物の無料エリアは、入館チケットが不要と案内されています。ただし、無料エリアの利用と駐車料金は別です。公式駐車料金は最初の30分無料、その後は1時間300円。有料エリアのチケット購入時には別の駐車サービスがあります。入館チケットの案内と駐車場の案内をご確認ください。
飛行機の遅れやレンタカーの受け取り待ちで時間が減ったら、観光よりホテル到着を優先するのが安心です。工場見学もしたい場合は、私の30分〜1時間という滞在を目安にせず、体験内容に応じて時間を増やしてください。
2日目|小樽運河と街歩きを楽しむ

2日目は札幌から小樽へ。北一ガラスの駐車場に車を停め、運河、海鮮丼、ガラスのお店、ルタオ本店、オルゴール堂を見て回りました。小樽で過ごした時間は約3時間半です。
私の場合は街歩きと食べ歩きが中心でした。気になるお店に入りながら歩くので、運河だけの短い散歩とは時間の使い方が違います。札幌からの往復と駐車を含め、半日より少し余裕を持たせると組みやすい日です。
食事を後回しにしすぎないことも大切でした。訪問時には、行きたかったお店が14時頃には閉まっていて入れませんでした。これは当日の体験で、現在の営業時間を示すものではありません。目当てのお店があるなら、その日の営業とラストオーダーを先に確認しておきましょう。
翌日は美瑛・富良野への長距離移動があります。小樽からさらに遠くの観光地を足すより、この日は街歩きを楽しんで札幌に戻る組み方が向いています。
3日目|美瑛・富良野は、札幌への帰り道まで考える

3日目は美瑛・富良野へ。青い池や丘の景色、花畑を見て回りました。青い池では約30分滞在しましたが、私が着いた11時頃は駐車場がほぼ満車で、少し待ってから入りました。
見学そのものが短い場所でも、移動と駐車待ちは別です。札幌から美瑛へは公式目安だけでも片道約2時間半かかるため、日帰りでは「朝に札幌を出て、現地で1日使える」とは考えない方がよいと思います。

ファーム富田では約1時間半、園内の一部を回りました。花を撮りながら歩くと、短時間の立ち寄りとは違う楽しみ方になります。私が見たのは夏の花畑で、同じ景色を一年中見られるわけではありません。
これから札幌発の日帰りを組むなら、まず青い池・四季彩の丘・ファーム富田の3か所を軸に考え、余裕がある場合だけ立ち寄り先を増やすのがおすすめです。これは旅を組み直す場合の提案で、私の当日の訪問順や時刻表ではありません。
時間配分の一例は、青い池30〜45分、四季彩の丘1時間、ファーム富田1時間半、昼食1時間。これだけで現地滞在は約4時間になります。ここに観光地間の移動、札幌からの往復、休憩を足すため、この日は丸一日を空けておきたいところです。混雑や写真撮影に時間を使ったら、次の1か所を減らして調整しましょう。
出発前に「札幌へ何時頃までに戻りたいか」を決め、帰路の所要時間から現地を出る時刻を逆算しておくと、夕方になって慌てずに済みます。長距離運転が負担になるなら、行き先を美瑛側か富良野側に絞るか、この方面で1泊する方が組みやすくなります。
4日目|登別の地獄谷を中心に回る

4日目は札幌から登別へ。地獄谷では、白っぽい岩肌の間に木の遊歩道が延びる景色を見て歩きました。私の地獄谷での滞在は約30分〜1時間です。
登別でどこまで回るかは、歩く時間と札幌へ戻る時間で決めたいところです。計画の目安として、地獄谷だけなら30分〜1時間。大湯沼・奥の湯・天然足湯まで含めるなら2〜3時間、クマ牧場も加えるなら4〜5時間ほどを確保する案になります。これは食事・入浴・長い待ち時間を含まない現地での配分例です。
大湯沼や足湯方面へ進むなら、車を停めた後に歩く区間もあります。前日の移動で疲れが残っている場合は、全部を回ることにこだわらず、地獄谷を中心にして休憩を多めに取ってください。
なお、大湯沼駐車場は例年11月下旬〜翌年4月下旬に道路の通行止めで閉鎖されます。今回の回り方は道路・遊歩道が利用できる時期が前提です。訪問前には自然公園財団の登別案内も確認してください。
登別5スポットの回り方と、駐車・徒歩区間の詳しい記事はこちら
5日目|レンタカー返却から逆算して新千歳空港へ
最終日は札幌を出て、新千歳空港から帰りました。この日は新しい遠方の観光地を足さず、レンタカー返却と飛行機に間に合うことを優先して予定を組むのがおすすめです。
札幌から空港方面への運転だけで予定を埋めず、給油、営業所での返却、空港への送迎が必要な場合の移動、搭乗手続きや保安検査も考えます。必要な返却時刻は借りる会社や営業所で異なるので、予約先の案内から逆算してください。
お土産や食事も楽しみたいなら、その時間は返却・搭乗のための余裕とは別に確保しておきましょう。飛行機の時刻に合わせて、ホテルを出る時間も調整します。
札幌4連泊で回るなら、増やすより減らせる予定に
今回の4泊5日は、白い恋人パーク、小樽、美瑛・富良野、登別へ日ごとに出かける旅でした。同じ札幌の宿を拠点に、街歩きと自然の景色を組み合わせたい人には参考になる行程だと思います。
ただし、美瑛・富良野の日まで「短い日帰り」と考えないこと、ホテルの駐車条件を確認すること、帰りのレンタカー返却に余裕を持つことが大切です。行きたい場所をすべて入れて固定するより、天気・混雑・運転の疲れに応じて1か所減らせる予定にしておくと、旅全体を調整しやすくなります。

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