着替えや寝具、目隠し、ランタンなどをそのまま積むと、横になる前に荷物を何度も動かすことになります。必要な物が見つからず、狭い車内で探し回るのも意外と大変です。
私は現行デリカD:5のディーゼル・8人乗りで、これまで20回以上、2人で車中泊をしてきました。
この記事では、その経験をもとに、ルーフネットと収納ボックスを使った整理方法、就寝時の荷物の移動先、走行前に確認しておきたい安全上の注意をまとめます。
まず知っておきたい収納のポイント
| 収納場所 | 入れる物の例 | ポイント |
|---|---|---|
| ルーフネット | 目隠し、軽い小物 | 軽く、すぐ使う物を中心にする |
| 収納ボックス | 着替え、タオル、充電用品、LEDランタン | 同じ用途の物をまとめる |
| 運転席・助手席 | 就寝中に使わないバッグ類 | 停車後に移動し、寝床を確保する |
| 足元 | 小さなバッグ、翌朝使う物 | 乗り降りや緊急時の動線を塞がない |
収納用品を増やすだけでは、車内は片付きません。
「どこに入れるか」よりも、まずは「いつ使うか」で荷物を分けておくと整理しやすくなります。
結論|軽い物は上、まとめたい物は箱、寝るときは前席へ
私のデリカD:5車中泊では、収納場所を大きく3つに分けています。
- 軽くてよく使う物はルーフネット
- 着替えや小物は収納ボックス
- 就寝中に使わないバッグは運転席・助手席へ移動
この分け方にすると、寝床の上に物が散らかりにくくなります。
特に役立ったのが、MK&JAMTのルーフネットです。以前は車中泊用の目隠しをベッド部分に置いていましたが、ルーフネットへ移したことで横になるスペースを確保しやすくなりました。
ルーフネットには軽くてすぐ使う物を入れる
ルーフネットは、床や座席を使わずに収納を増やせるのが便利です。
実際に入れているのは、主に次のような物です。
- 車中泊用の目隠し
- スマートフォン
- 軽い小物
目隠しは、到着後と出発前に使う物です。寝床の上や荷物の下に置くと取り出しにくいため、定位置を決めておくと準備が楽になります。
スマートフォンも、寝る前にファスナー部分へ入れておけば、朝に「どこへ置いたかな」と探しにくくなりました。
重い物や硬い物は載せない
ルーフネットは便利ですが、何でも入れてよいわけではありません。
走行中に落下すると危険なため、重い物、硬い物、飲み物のボトルなどは載せない方が安心です。
ルーフネットの詳しい使用感は、MK&JAMTルーフネットの実体験レビューで紹介しています。
収納ボックスは「同じ用途の物」をまとめる
着替えやタオル、充電用品など、細かい物を複数の袋に分けると、必要な物を探す回数が増えます。
そこで使っているのが、Oasserのトランク収納ボックスE3です。
2人分の荷物を一か所にまとめやすく、使わないときは折りたためるため、車中泊以外でも扱いやすいと感じています。
収納ボックスの中も、次のように用途で分けておくと探しやすくなります。
- 着替え・タオル
- 充電ケーブル・モバイル用品
- 洗面用品
- 翌朝すぐに使う物
細かい物はポーチにまとめ、ボックスの中で混ざらないようにすると取り出しやすくなります。
寝床に置くのは寝具だけにする
デリカD:5は、シートを倒しても完全な平面にはなりません。段差を埋め、上にマットを敷いて寝床を作っています。
私が使用している組み合わせは、次のとおりです。
- Levolvaのシートフラットクッション
- FIELDOORの10cm厚マット
- トゥルースリーパーのシングルマットレス
寝床の上にバッグや収納ケースを残すと、横になれる幅が狭くなります。
到着後は、就寝中に使わないバッグを運転席・助手席へ移し、寝床には寝具だけを残すようにしています。
段差対策は、Levolva車中泊マットのレビューで詳しくまとめています。
インフレーターマットのサイズ選びは、FIELDOOR車中泊マットをデリカD:5で使ったレビューも参考にしてください。
2人車中泊での荷物配置
2人で車中泊すると、1人のときより荷物の移動先が限られます。
私たちの場合、3泊4日程度の旅行でも、バッグ類を次の場所へ分けることで寝るスペースを作れています。
- 運転席
- 助手席
- 足元の空きスペース
ただし、運転席の足元に物を置いたまま走行するのは危険です。三菱自動車の取扱説明書でも、動きやすい物がペダルの下に挟まると、操作できなくなるおそれがあると案内されています。
足元を使うのは停車後だけにし、出発前には必ず荷物を元の収納場所へ戻します。
実際の広さや2人で寝た感想は、デリカD:5で20回以上2人車中泊をしたレビューで紹介しています。
到着後の流れを決めておくと準備が楽
収納場所だけでなく、準備の順番も決めておくと車内が散らかりにくくなります。
準備しやすい順番の一例は、次のとおりです。
- 目隠しやランタンなど、すぐ使う物を取り出す
- 就寝中に使わないバッグを前席へ移す
朝は逆の順番で片付けます。
「とりあえず空いている場所に置く」を減らすだけでも、出発前の探し物や積み忘れを防ぎやすくなります。
荷物を減らすことも大切
収納用品が増えると、それ自体が荷物になります。
便利そうな物をすべて積むのではなく、旅行の日数、季節、食事方法に合わせて持ち物を見直す方が、車内を広く使えます。
特に確認したいのは次の点です。
- 前回の車中泊で一度も使わなかった物はないか
- 同じ用途の物を複数持っていないか
- 現地で調達できる物まで積んでいないか
- 収納ケースの中に空きが多すぎないか
- 寝具が必要以上に大きくなっていないか
持ち物を減らしてから収納場所を決めると、ボックスやネットを増やしすぎずに済みます。
デリカD:5車中泊の収納でよくある質問
2人分の荷物はデリカD:5に積めますか?
私たちは現行デリカD:5の8人乗りで、3泊4日程度の旅行でも2人分の荷物を積めています。ただし、荷物量や寝具の大きさで使えるスペースは変わります。
寝るとき、荷物はどこへ移動しますか?
就寝中に使わないバッグは、運転席・助手席や空いている足元へ移しています。出発前には必ず運転席の足元から物を取り除きます。
ルーフネットには何を入れていますか?
目隠し、スマートフォン、比較的軽い物を中心に入れています。走行中の使用可否や耐荷重は、製品の説明書を確認してください。
収納ボックスは必要ですか?
複数のバッグから物を探すことが多いなら役立ちます。一方、荷物が少ない人には大きなボックスが邪魔になる場合もあるため、人数と旅行日数に合わせて選ぶのがおすすめです。
まとめ
デリカD:5で2人車中泊をするときは、荷物の定位置を決めると寝床を作りやすくなります。
- 軽くてすぐ使う物はルーフネット
- 着替えや小物は収納ボックス
- 就寝中に使わないバッグは前席へ移動
- 寝床には寝具だけを置く
- 出発前に荷物の固定、後方視界、運転席の足元を確認する
収納用品を増やすことよりも、使う順番に合わせて荷物を分けることが大切です。
自分たちの人数や旅行日数に合う配置を決めておくと、到着後の準備と翌朝の片付けが少し楽になります。

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