淡路島の南にある沼島を、2019年8月24日に訪れました。海に立つ上立神岩、木々に囲まれたおのころ神社、石段の先にある沼島八幡神社。同じ島の中でも、海岸と神社では景色が大きく変わります。
今回は当日の写真をたどりながら、沼島へ渡る船と、車で向かうときの駐車場を紹介します。島内の正確な移動時間や当時の乗船便は記録がないため、実測のモデルコースとしては扱っていません。
掲載写真はすべて2019年8月24日撮影です。運賃・駐車場・アクセスの確認日は2026年10月12日。現在の通行状況や当日の運航は、出発前にご確認ください。
海にそびえる上立神岩

海の中に、先の尖った大きな岩が立っています。手前の黒い岩場も一緒に入ると、上立神岩だけを切り取るより、海岸の荒々しい形が伝わります。この日の写真では、灰色の空と海を背景に岩の輪郭がはっきり見えました。
南あわじ市の案内では、上立神岩は高さ約30mと紹介されています。国生み神話にも結びつく岩で、天の御柱のモデルといわれています。神話として伝えられる背景と、目の前にある岩の景色を合わせて楽しめる場所です。出典:南あわじ市「沼島観光スポット1」、上立神岩の紹介。
撮影のために岩場の先へ進むことを前提にせず、現地の案内や立入制限を優先しましょう。足場や波の状態に不安があれば、無理に海へ近づかないことが大切です。
木々の中へ続くおのころ神社の道


海岸の写真のあとには、木々に囲まれた道が残っていました。道の周りには根や石が見え、舗装された街歩きとは足元の様子が違います。島で神社も巡りたいときは、歩きやすい靴で向かいたいところです。

おのころ神社は小高い山の上にあり、イザナギとイザナミの二神を祀ると南あわじ市が案内しています。山全体が「おのころさん」と呼ばれる神体山です。淡路島本島の大きな赤い鳥居で知られる「おのころ島神社」とは別の場所なので、地図を調べるときは「沼島のおのころ神社」を確認してください。出典:南あわじ市のおのころ島神社・おのころ神社案内。

木々の間を見通した写真には、家々と海が小さく写っています。海を正面から見る上立神岩の景色とは違い、島の暮らしと緑が重なる眺めです。
石段の先にある沼島八幡神社

この日の写真には、鳥居の先へまっすぐ伸びる石段も残っていました。おのころ神社の木々に囲まれた道とは、また違う参道の姿です。石段を入れて見上げると、門と屋根が奥へ重なります。
沼島八幡神社の公式案内によると、1436年に京都の石清水八幡宮の分霊を移し祀ったとされています。由緒を知ると、海岸の景色だけでなく、島に残る神社にも目を向けやすくなります。出典:沼島八幡神社の由緒。
沼島への船と駐車場
| 所在地 | 兵庫県南あわじ市沼島 |
| 船の乗り場 | 淡路島側の土生(はぶ)港・灘ターミナルセンターから沼島汽船を利用 |
| 船の所要時間 | 約10分(公式案内の目安。実測時間ではありません) |
| 通常運賃 | 大人:片道630円/往復1,200円 小人:片道320円/往復610円 2026年10月1日改定。手荷物などは別の料金案内を確認 |
| 駐車場 | 淡路島側の灘ターミナルセンター駐車場:1日500円。車を島へ渡すことはできません。 |
| 車で港まで | 西淡三原ICから灘ターミナルセンターへ約30分(南あわじ市の案内。道路状況で変わります) |
出典:南あわじ市の沼島汽船時刻表・運賃表、駐車場と港へのアクセス案内(2026年10月12日確認)。運航の最新情報は沼島汽船の運航状況・予定をご覧ください。
帰りの船を決めてから島内の予定を組む
船で渡る旅では、見たい場所を増やす前に帰りの便を確認しておくと予定を組みやすくなります。港へ戻る移動、写真を撮る時間、休憩を見込み、乗りたい便まで余裕を残しましょう。
今回の写真は上立神岩と神社周辺を中心にしています。島を一周した記録ではないので、すべての見どころを一度に回れるという案内にはしていません。夏に歩くなら飲み物や日差しへの備えも用意しておきたいところです。
淡路島から鳴門方面へ旅を続ける方は、鳴門の観潮船2種類を比べた記事も参考になります。沼島の連絡船と観潮船は別の船なので、それぞれの運航時刻を分けて確認してください。
まとめ
2019年夏の沼島には、海に立つ岩、緑の中の道、神社の石段という違った景色が残っていました。海岸を眺める時間と、神社へ歩く時間を合わせて考えたい島です。船の運航と帰りの便を確認したうえで、見たい景色を絞って訪ねてみてください。

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